社会現象となったアニメ作品

日本と海外の温度差が高く生じた作品

ではここから、ポップカルチャーを伝えるべくして広く、世界的にその素晴らしさを知ってもらおうと試みられた作品を幾つか取り上げてみたい。ただいくら国家戦略だからといっても、何でもかんでも発信するべきではないのは言わずもがな。やはり国内である程度認知された作品でなければ、世論としても納得出来ないものだ。それこそオタクの、本当の一部の界隈しか知らないような作品が国家戦略の題材に取り上げられても、どうしてなのかという点しか浮かんできません。

例えば『キルミーベイベー』という作品があります。原作コミックスからアニメ化した作品ですが、アニメを収録したBD・DVD作品が恐ろしいほど売れなかったことが有名だ。原作が人気だっただけにどうしてかと疑問だった人もいますが、これだけで終わりませんでした。原作は面白くてもアニメは人気出なかったと本来ならそこで終了するはずが、この作品に限ってはなぜかじわじわと人気を集めていき、放送終了後から1年半後にBD-BOXが発売されてヒットするという現象を引き起こした作品もあります。

ただこれは日本だからこそ人気を博しただけで、これでもし世界基準でキルミーベイベーを深く知ってもらいたいと思ったら、恐らく公開処刑レベルだ。なぜこの作品にしたと、そんなレベルなのでやはり誰がどう見ても人気が高い作品でなくてはならない。そういう意味で矢面に立たされた作品なのが『機動戦士ガンダムシリーズ』になります。

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国内では社会現象に、しかし

いわずとしれたガンダム、その人気は日本においてロボットアニメの金字塔であり、全ての原点とも言える作品だ。ファーストガンダムが放送された70年代は人々を熱中させ、社会現象とまで呼ばれる絶大な人気を博します。筆者もこの作品にはそれなりに通じてはいますが、本格的に見始めたのは10代後半頃の話だ。見なかった理由は単純に長過ぎるから、という点が上げられるのですが、それでも面白いと素直に感じたものです。

20世紀に登場して以後、現在まで新シリーズも多く制作される中でガンダム人気は不動とも言える地位を築いている。最新作もまもなく放送開始されますが、ガンダムの人気って世界ではどうなんだろうと考えた時、ネガティブな方向に問題が生じるのをご存知だろうか。そもそも、世界のアニメ評判という調査を行ってみると、ガンダムを高く評価する声はあまり聞こえてこなかったりする。聞く層が違うのではないかと、調査している側の責任見たく押し付ける人もいるかもしれませんが、そうではないのです。

実はガンダムはドラゴンボール・NARUTOといった作品と比べたら、世界の評価はさほど高くはないのだ。

どうして人気がないのか

アジア圏ではそれなりに人気のあるガンダムですが、戦略的には多くの人々に愛されてもらいたいと考えるのが普通だ。そうなると欧米圏での人気確立は絶対条件となります。ですが知ってもらおうとして取り組んだ際に、映像作品が公開された際にはいくつもの失敗が重なってしまったがために、海外でのガンダム評価が恐ろしいほどに不人気となってしまったのです。

代表的な失敗例として、

これらが挙げられます。翻訳にしても、欧米に馴染みのあるSF作品から持ってきたような単語を間に合わせたような翻訳をしたという。それはそれでどうなのかというのもある。

ただ人気の無さを象徴化したのには、欧米に取って『ロボット=悪者』という要素を抱えているのが大きいといえる。これは宗教的な価値観や、ロボットに対してどのように描かれているのかを他作品から見てもらえば、なんとなく察しがつくはずだ。ターミネーターシリーズのように、ロボットが人間に反逆する映画作品なのに、その悪役の力を使いこなして正義を語るなどどうなのか、という物が内包しているという。

こうなると受け入れてくれという方が難しくなるため、しょうがないといえばしょうがない。

ファーストは特に

ガンダムの不人気ぶりで、特に憂き目に晒されたのが初代ガンダムになる。その理由には、絵柄が当時のまま用いられているのが原因で、クオリティの高さあってこその日本のポプカル要素が全く持ってないのが敗因とも言われています。またストーリーがシリアスすぎるというのも相まって、欧米の人々にはガンダムの良さがあまり伝達しなかったようだ。

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一部では人気は出ても

ただガンダムも何だかんだで人気があった作品はある。ですがそれもあくまで一部の層に受け入れられただけで、欧米の様々な人々に受け入れられたというようなことではないようだ。日本で社会現象を引き起こした作品だっただけに、この結果は残念すぎるの一言だ。